ホーム > メディケア通信 > 糖尿病 ALL生活習慣病甲状腺糖尿病 腎不全・透析とならないために 〜 高血糖が及ぼす腎障害 〜 腎臓には、糸球体という毛細血管が集まった組織があり、血液をろ過して老廃物を尿として排泄します。腎臓の働きが低下してくると、血液中に不要なものが溜まり、逆に必要なものが尿に混ざって出ていってしまいます。健康な人の場合、蛋白 […] #動脈硬化#糖尿病#糖尿病合併症#血糖値 高血糖が及ぼす大血管障害 〜 糖尿病予備軍でも脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクは高まります 〜 血糖値が高い状態が続くと、細い動脈だけでなく太い動脈にもダメージを与えます。動脈は心臓から全身に酸素と栄養素を送り込む血管で、動脈硬化が進行すると心筋梗塞や狭心症、脳梗塞を引き起こすことがあります。多くのコホート研究で、食後高血糖と冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞など)の発症率が密接に関係していることが分かっています。 #心筋梗塞#狭心症#糖尿病#糖尿病予備軍#糖尿病合併症#脳梗塞#血糖値 血糖値やHbA1cを下げるには内臓脂肪がカギ 〜 インスリン作用不足を改善するために 〜 糖尿病というと、太った人がかかる病気と思われる方が多いかもしれません。しかし、近年は内臓の周囲に脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」の糖尿病の割合が上昇しており、見た目はそれほど太っていなくても糖尿病を発症する人が増えています。内臓脂肪を減らして上手に糖尿病治療を続けるためのポイントをお伝えします。 #インスリン#糖尿病#糖尿病合併症#脂肪#血糖値 インスリンの効きを良くして血糖値を下げる「ビグアナイド薬」 〜 体重が増えにくく低血糖が起こりにくい〜 ビグアナイド薬は長きに渡って使用されている糖尿病の治療薬です。一時期ほとんど使用されなくなりましたが、その後メトホルミンを用いた大規模研究で有用性が見直され、現在では世界的に使われるようになりました。米国糖尿病学会と欧州糖尿病学会では安全性や有効性に加え安価という理由から2型糖尿病治療の第1選択として推奨されています。 血糖値が下がりすぎるのも危険!低血糖の見極め方と対処法 低血糖は、血糖値が正常の範囲よりも低下した時や乱高下した時に起こります。はじめは倦怠感や手のふるえ、冷や汗などの自律神経症状があらわれ、重症化すると意識消失や昏睡を起こし命にかかわる危険な状態に陥ることもあります。低血糖はどのような時に起こりやすいのか、起きた場合どのように対処すればいいのか、低血糖を繰り返さないためには、など詳しく説明します。 #インスリン#糖尿病#糖尿病合併症#血糖値 糖尿病の新薬「GLP-1受容体作動薬」~ 食後血糖の変動を抑制する注射薬 ~ DPP-4阻害薬は、「DPP-4」という血液中にある酵素の働きを阻害する作用があります。この酵素は、短時間で「インクレチン」を分解してしまいます。インクレチンは食事をとると小腸から分泌され、血糖を下げる「インスリン」ホルモンの分泌を促進し、血糖を上げる「グルカゴン」ホルモンの分泌を抑える働きをします。 #インスリン#糖尿病#糖尿病合併症#血糖値 血糖値に応じて”自動調節”するため低血糖が起こりにくい「糖尿病新薬・DPP-4阻害薬」 糖尿病新薬「DPP-4阻害薬」は2009年から使用開始になりました。血糖値に応じて”自動調節”するため低血糖が起こりにくいのが特徴です。現在、日本で多くの2型糖尿病の治療に使われています。DPP-4阻害薬の作用、他薬との併用効果について、副作用や注意点など医師が詳しくご説明します。 #HbA1c#合併症#糖尿病#血糖 HbA1c(ヘモグロビンA1c)は正常値でも空腹時血糖値が高い場合 健康診断で血糖値が基準値より高いなどの結果が出ている場合は、恐らく「空腹時の血糖値が高い」状態と考えられます。 空腹時の血糖値は110mg/dL以上で高値(100~109は正常高値)となります。 合わせて健診の項目にHb […] #HbA1c#合併症#糖尿病#血糖 血糖値を下げ、体重減少効果が期待される「糖尿病新薬・SGLT2阻害薬」 SGLT-2阻害薬は、日本では2014年から使われるようになった糖尿病の治療薬です。腎臓の近位尿細管でのブドウ糖の再吸収を抑えて、尿から糖を排出することで血糖を下げる作用があります。そのほか、体重減少効果があり、単独での […] #HbA1c#合併症#糖尿病#血糖 動脈硬化の元凶!脂質異常症(高脂血症)の原因と診断基準、治療法 脂質異常症(高脂血症)とは、一定の基準値よりもLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が高い、または、HDL(善玉)コレステロールが低い状態のことをいいます。本来、コレステロールや中性脂肪は、エネルギーを貯蓄する役割や細胞 […] #コレステロール#中性脂肪#動脈硬化#生活習慣病#糖尿病#脂質異常症#高脂血症